秋晴れの中、弊社実習生の3年目の試験が、終了いたしました。
3年目の試験だけあって、課題はかなり難しいものでした。
実技試験の課題は、棒隅木と平垂木という課題です。
以前にもお伝えいたしましたが、今はこういった仕事は皆無なので、
日本人の3年目の見習い職人さんにやらせても、かなり苦戦する課題かと思います。
そして、この「随時3級建築大工実技試験」というものも、
私たちにとっても管理組合にとっても初めての試験となり、
勝手がわからずその点でも苦労しました。。
それというのも、課題は実は材料全てにカンナかけをして、
さらに寸法は「スミサシ」という古典的な道具で材料に記入しなければならないということだったのです!
特に、カンナかけは試験直前にわかって急きょやることになり、
大慌てで用意をして、試験に臨んだのでした。。
そんなこんなで実技試験を行いましたが、
実習生たちの頑張りもあり、全員無事課題を終了することができました!
採点員の方も、最初、厳しい表情でしたが、
実習生たちが淡々と課題を進めるのを見て、
硬い表情も柔らかくなり、その仕事ぶりに関心していました。
聞けば、この課題を行うにあたり、
企業の方も指導できなかったり、
課題も完成させることが出来なかったりと、
評価することが出来ないことも多分にあるとのことだったのです。
試験は、学科もあり、日本語での学科試験も行いました。
こちらは、入室禁止で受験者しか入れませんので詳細はわかりませんが、
実習生たちから聞いたところ、かなりレベルが高かったとのことです。。
どうなることやら。。
ともあれ、みんな一生懸命頑張りました!
お疲れ様でした!
これからも技能習得に向け、たゆまず頑張っていってほしいですね。